HOME ワシントンDC近郊の花めぐり

Dutchman's Breeches
Dicentra cucullaria, Bleeding-heart Family (Fumariaceae)


この花はこちらの図鑑で見かけて、実際に見るのをとても楽しみにしていた花の1つです。ケシ科のケマンソウコマクサの仲間で、こんな花が春一番に咲くとは驚きです。日本ではツノコマクサと呼ばれて、園芸種として出回っているようです。Billy Goat Trailで1週間前に見かけた蕾がもう咲き出したのではないかとわくわくしながら見に行く途中で、もっとすばらしい大株に出会って写真撮影です。ポトマック河畔の他の場所でもToothwortとともによく見られます。Dutchman's Breechesとは「オランダ人のズボン」という意味で、花の形がオランダ人がはくtraditionalな幅広のズボン(もちろん上下さかさま)に似ていることからの命名です。この花に似ているのがSquirrel Corn。この花ほど角は出ていなくて、ケマンソウによく似た白い花をつけます。これも近くに分布しているようなので、今後探してみたいと思います。(2005年3月26日 Billy Goat Trail Section C にて撮影)

花のアップ 蕾 (2005年3月27日 Mountain Lockにて撮影)