フクジュソウ　Adonis ramosa　（福寿草　キンポウゲ科）

早春の花の代表格で、今年も昨年もシーズン最初のトップページを飾ったのはこの花でした。おそらく来シーズンも．．．。雪や落ち葉から頭を出してすぐに咲き出す姿はとても可愛らしいです。開花後は茎や葉がどんどん伸びますが、あまり大きく育つとちょっと興醒めとなります。道内ではいろいろな場所で見られ、札幌市内や近郊の自然公園でも数多く見られます。それだけに、盗掘に遭うのも多いようで、何度かそのような場面に出くわしました。とても残念なことです。曇っていると花は開きませんが、晴れた暖かい日には花弁を思いっきり伸ばして咲きます。この写真はゴールデンウイークに羊蹄山をスキー登山した際に、山麓のとある墓地で見かけたのを撮ったものです。周りにはエゾエンゴサクの青い花もたくさん咲いていました。（2003年4月27日　羊蹄山麓にて撮影）