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| エゾウサギギク Arnica unalaschcensis （蝦夷兎菊 キク科） |
| コイカクシュサツナイ岳のお花畑ではもうエゾウサギギクが咲き出していました。晩夏の山でよく目にする花で、富良野岳や大雪山赤岳の第4雪渓脇の大群落は見ごたえがあります。対生する葉の様子をウサギの耳に見立てた命名です。本州中部で見られるのは「エゾ」の付かないウサギギクですが、命名上の母種はエゾウサギギクの方です。両者は外観からは全く区別できず、花の中心部にある筒状花の筒部に毛が有るか無いかだけの違いです。（2003年7月13日 コイカクシュサツナイ岳にて撮影） |