Clintonia borealis, Lily Family (Liliaceae)
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Yellow Clintonia (Bluebead Lily)
Clintonia borealis, Lily Family (Liliaceae)
| 北米に分布する日本のツバメオモト（C. udensis）の仲間の1種です。ツバメオモトの花は白いですが、本種は何と黄色い花を咲かせるから驚きです。なお、当地でもう1つ見られるツバメオモトの仲間であるホワイト・クリントニアは白い花を咲かせるものの、花の様子は日本のツバメオモトとかなり異なっています。 北米の北東部に分布し、当地ではシェナンドー国立公園の山やメリーランド州北西部のギャレット郡でわずかに見られるに過ぎません。学名や一般名の「クリントニア」は、上院議員やニューヨーク市長、ニューヨーク州知事を勤め、またナチュラリストでもあったデビット・クリントン（DeWitt Clinton; 1769～1828）を記念したものです 。（2006年5月29日 Shenandoah National Parkにて撮影） |
| 下の写真は、昨2005年シーズンにShenandoahで見つけた果実です。これで居場所が分かったので、今シーズンに容易に花を見ることができたわけです。濃藍色をしていて、別名Bluebead Lilyの基でもあります。White Clintoniaの果実は黒色とされていますが、本当かな？私たちは未だ確認していません。日本のツバメオモトも、濃藍色だけではなく黒いものも見かけますよね。葉の形も両者で少し違うように感じますが、確証はありません。（2005年9月18日 Shenandoah National Park にて撮影） |
