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Wood Anemone
Anemone quinquefolia, Buttercup Family (Ranunculaceae)


ワシントンDC近郊に自生する「アネモネ」の名がつく春の花としてはルー・アネモネがよく見られますが、もう1つが本種です。ルー・アネモネはバイカカラマツ属の仲間であり、茎先にたくさんの花をつけるのに対して、本種は茎先に1つの花しかつけないイチリンソウ属に分類されます。花の径は2.5㌢ほどで、4~9枚の花弁状のがく片がつきます。輪生する葉は、5つあるいは3つの小葉から成ります。

4月中旬頃にルー・アネモネに少し遅れて咲きだします。当地で目にする機会はルー・アネモネよりもずっと少ないですが、メリーランド州モンゴメリー郡のメイデール公園やフレデリック郡のカトクチン・マウンテンなどで群生を見ることができます。(2006年4月15日 Catoctin Mountain Park にて撮影)