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Spotted Coralroot
Corallorhiza maculata, Orchid Family (Orchidaceae)
北米の北部に広く分布し、山地の森林帯に生育するラン科サンゴネラン属の花です。葉緑素をもたない菌従属栄養生物で、共生相手はベニタケなどの菌類です。根茎と下部の茎は結節があり分岐したサンゴの形に似ていて、学名と一般名の基になっています。このコーラルルート・オーキッドと呼ばれる仲間は本種を含めて北米に7種が知られています。 草丈は20〜30センチ。赤茶色〜クリーム色の茎の上部に日本のコケイラン(Oreorchis patens)に似た花を咲かせます。長く尖ったがく片は紫色を帯びた暗赤色〜茶色で、側花弁は赤みがかり、長さ7〜10ミリで縁が波打つ白い唇弁には深紅の斑点があります。花期は7月中旬。我々はシェナンドー国立公園で見ることができました。(2006年7月29日 Shenandoah National Parkにて撮影) |