Symplocarpus foetidus, Arum Family (Araceae)
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Skunk Cabbage
Symplocarpus foetidus, Arum Family (Araceae)
| 1月上旬という花にはまだまだ早い時期に、春からの花めぐりに備えて自宅から近いいくつかの自然公園を歩いてみました。まず出かけたのがCabin
John Regional Park. 自宅から車でほんの15分ほどの距離にあって、テニスコートやスケートリンク、野球場のような施設のほかに、林内や小川沿いにいくつかの散策路があって、なかなか花歩きが楽しめそうです。もちろん今は花は咲いていませんが、散策路沿いに見かける常緑の葉を見るのもいいものです。歩き始めてしばらくして湿地帯を通りましたが、よく見ると日本のザゼンソウ（Symplocarpus renifolius）によく似たSkunk Cabbageの芽がもう出始めていました。咲き出すのは2月からと聞いていたので、びっくりです。ここのところ暖かい日が続いていたので、気の早い株はもう目覚めてしまったのでしょうか。その後も異常なほどの暖かい日が続きました。 Cabin Johnを訪れた1週間後に、これまた自宅から近いWheaton Regional Parkに行ってみると、Brookside Nature Centerのすぐ近くでいくつかのSkunk Cabbageがもう咲いていました。残念ながら写真撮影はできない場所に生えていたので、翌日にもう一度Cabin Johnに行って撮影を試みました。当日は連日の陽気とは打って変わってかなり冷え込み、雪も少し降りました。前回Skunk Cabbageを見かけた所では、予想通りたくさんの株が咲き出していました。凍った地面や雪を被った落葉から花を出している姿はなかなか健気です。日本のザゼンソウと比べると外側の仏炎苞はずいぶんまだら模様になっています。内側の黄色い肉穂花序はまだはっきり見えませんでした。 とりあえず、まだまだ早すぎますが、ワシントンDC近郊の花めぐりシリーズのスタートです。続編はかなり先でしょう．．．。（2005年1月17日 Cabin John Regional Parkにて撮影） |
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