Wild Stonecrop
Sedum ternatum, Sedum Family (Crassulaceae)

北米東部に広く分布し、岩場を好んで生育するマンネングサの仲間の1種です。ウッドランド・ストーンクロップ（Woodland stonecrop）とも呼ばれます。日本で見られるマンネングサの仲間は黄色い花をつけますが、本種は白い花を咲かせます。岩を這った茎が立ち上がり、途中から3つに枝分かれして花をつけます。白い花弁は鋭く5つに裂け、紅色～黒色の雄しべの葯との取り合わせが美しいです。肉厚の丸々とした葉もなかなかかわいらしいです。 魅力的な花ですが、当地で見かける機会は少ないです。私たちがよく通っているWashington郡のFerry Hillの岩場に生えているのを目敏い花ママが見つけて、3週連続で訪れてやっと花が咲いているのを見ることができました。近くのMountain Lockでも見られました。ワシントンDC近郊ではグレート・フォールズの周辺で見ることができただけです。（上： 2005年5月8日 Ferry Hill、下： Mountain Lock にて撮影）