Pennywort
Obolaria virginica, Gentian Family (Gentianaceae)

4月中旬から咲き出す、リンドウ科の春の花です。薄い紫色を帯びた小さな花弁がとても美しいです。草丈は7.5〜15センチほどしかありませんので、あまり目立たず、見落とされることが多いと思います。違う属ながらも、春の北海道に咲くフデリンドウを彷彿とさせます。生育環境もよく似ています。フデリンドウと同様に、この花は常緑で冬を越して翌春に花をつけます。2005年シーズンには咲いている花を見ることが出来なかったのですが、晩秋のCatoctinのFalls Nature Trailで葉を見つけて、待望の花をやっと見ることができました。その後、Manassasで数は少ないながらも見かけました。自宅から割と近いSugarloaf Mountainでも見られるようです。 属名も一般名も小さなコインを意味し、丸型の葉をコインに見立てているようですが、私にはよく理解できません。（2006年4月15日 Catoctin Mountain Park にて撮影）