Isotria verticillata, Orchid Family (Orchidaceae)
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Large Whorled Pogonia
Isotria verticillata, Orchid Family (Orchidaceae)
| とても変わった形のラン科の花です。ラン科の中でも最も早期に咲く花の1つです。3つの長く伸びているのががく片、唇弁の先は白くて少し奥は緑色に盛り上がり、側方は赤褐色のストライプ模様になっています。花の長さは2センチほどです。また、5枚ないし6枚の葉が輪生するのが特徴的なのですが、この姿はユリ科のIndian Cucumber-rootに瓜二つです。同じ所で混生していますので、花がない時期に見分けるには花目を養わなければなりません．．．。 アメリカに来た最初の年にこの花の情報をネットで調べると、家から割と近いSugarloaf Mountainにあることが分かったので、5月の下旬に訪れました。確かに蕾らしいものを見つけましたので、花が咲くのを楽しみにしてその後も見に出かけました。しかし、一向に咲く気配はありません。よくよくネットの画像検索をしてみると、私たちが見ていたのはどうやら花後の姿だったようです．．．。悔しい思いを胸に待つこと1年、待望の花は私たちの期待以上のすばらしい姿で待っていてくれました。花が開くのと葉が展開するのはほとんど同時のようです。（2006年4月28日 Sugarloaf Mountain にて撮影） |
| 花後の様子です。2005年シーズンは、これが蕾だと思って、同じ場所に何度も足を運びました。いつまでたってもこのままの形でした．．．。（2005年5月30日 Sugarloaf Mountain にて撮影） |
| 本当の蕾はこのようなものでした。既にがく片は伸びています。展開する前の葉が蕾と重なり合っているのが微笑ましいですね。（2006年4月28日 Sugarloaf Mountain にて撮影） |
| 5月中旬のShenandoah国立公園では下の写真のようなすばらしい群生に出会うことができました。（2006年5月20日撮影） |
