Viola kitaibeliana var. rafinesquii, Violet Family (Violaceae)
| HOME | ワシントンDC近郊の花めぐり |
Field Pansy
Viola kitaibeliana var. rafinesquii, Violet Family (Violaceae)
| 日当たりのよい野原や道脇、川岸などに生育するスミレで、スミレの仲間では珍しい1年生植物です。V. rafinesquii や V. bicolor の異名をもちます。北米東部などに広く分布するものの、在来種であるかどうかには疑問が残っているようで、帰化種として扱っている図鑑もあります。草丈は8〜20センチ。小さなさじ型の葉がつきますが、それよりも大きくて細かく裂ける托葉がよく目立ちます。小さい花の幅は1センチにも満ちません。白色あるいはクリーム色の花弁はやや青色を帯び、唇弁の奥が黄色くてとても美しいです。 当地では普通に見られるようですが、私たちはグレート・フォールズの近くで1度見たきりです。その時は園芸種の逸脱かと思っていたので、あまり熱心に写真を撮らなかったのが悔やまれます。（2005年4月17日 Billy Goat Trail Section A にて撮影） |