2013年9月29日 福島県須賀川市にて撮影
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オクトリカブト （奥鳥兜）
Aconitum japonicum subsp. subcuneatum 【キンポウゲ科トリカブト属】
2013年9月29日 福島県須賀川市にて撮影
| 北海道の南部から本州の中部地方以北の主に日本海側に分布し、山地の草原や林縁などに生えるトリカブトの仲間です。和名の「オク」は陸奥（みちのく〉のことで、東北地方に多く自生することによります。
ヤマトリカブトの仲間ですが、ヤマトリカブトと比較すると全体に大型で、葉や花もやや大きいです。葉は3〜7裂しますが深く切れ込むことはなく、丸みがあるのが特徴です。花柄や花の外側には屈毛が生え、雄しべには毛が散生します。 福島県では会津地方で普通に見られ、郡山市周辺の山でもよく見かけます。郡山市（湖南町）と須賀川市（旧岩瀬村）の境にある笠ヶ森山は、このトリカブトの大群生が見られることで有名です。なお、浜通りと中通り地方にはツクバトリカブトが分布します。ツクバトリカブトの葉は3つに全裂するのが特徴で、側裂片はさらに深く2裂します。 |
