2014年8月3日 福島県北塩原村にて撮影
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ミヤマママコナ （深山飯子菜）
Melampyrum laxum var. nikkoense 【ゴマノハグサ科ママコナ属】
2014年8月3日 福島県北塩原村にて撮影
| 北海道（西南部）と本州（中部地方以北と中国地方西部）に分布し、山地帯〜高山帯下部の林縁や草地に生える1年生の半寄生植物です。草丈は10〜50センチで、対生する葉は先が尖った狭卵形〜長楕円状披針形で長さ2.5〜6センチ。上部の葉腋と茎の先端に長さ4〜5センチの花序をつくって紅紫色の花をつけます。花冠は長さ1.5センチほどの筒型で唇状に2裂します。下唇の喉の両側に黄色の斑があります。苞の先は尖らず、また縁には鋸歯がなく、これは平地に咲くママコナとの大きな相違点です。花期は7月下旬〜8月下旬。 福島県では吾妻山、磐梯山、飯豊山など主に会津地方の山地に分布しますが個体数は少なく、ややまれに見られる程度です。吾妻連峰では西吾妻山周辺に分布し、人形石〜藤十郎の登山道脇などでよく目にします。 |
