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キカラスウリ (黄烏瓜)
Trichosanthes kirilowii var. japonica 【ウリ科カラスウリ属】
雌花 2009年8月4日 福島県伊達市にて撮影
北海道(渡島半島の西部)から九州にかけて分布するつる性の花です。朱色の果実を付けるカラスウリの仲間で、黄色い実がなることからこの名があります。花期は7〜9月、カラスウリと同様に花は夜咲きますが、翌朝には萎むカラスウリとは異なり、翌日の午前中くらいまでは開いています。花弁の先端が細かく裂けているのがとてもきれいです。花には雄花と雌花があり、雌花は3本の柱頭が突き出し、また花の下の子房が膨らんでいるのが特徴です。福島県内では広く分布しているようですが、見る機会はそう多くありません。私たちはこれまで県北地域と郡山市内などで目にしています。 |