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センボンヤリ （千本槍）、ムラサキタンポポ キク科
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【学名】 Leibnitzia anandria 【花期】 5〜6月（春花）、9〜10月（秋花） 【草丈】 10〜20 cm（春花）、30〜60 cm（秋花） 【和名の由来】 秋花の長い花茎を槍に例え、道端にたくさん並んでいる様子が大名行列で槍の穂先に被せた飾りを連想させるところから。 【生育地・特徴など】 山地や丘陵地の日当たりのよい林内に生える多年草。タンポポのような羽状に裂けた卵形の葉を根元から四方に広げる。春に茎の先に花を1個付け、舌状花の裏は紫色を帯びる。秋に長く伸びた茎の先に筒状花だけの閉鎖花を付ける。 |
| 2001年5月27日 神居尻山 |
| 別名をムラサキタンポポというように、小型の花ではあるが、葉はタンポポに良く似ている。小さいものの、裏が紫色を帯びた白い花は道端で目立つが、早朝は閉じていることが多いのでよく見逃す。札幌市内でもいろいろな所で見かけるが、藻岩山の小林コースにたくさん見られる場所がある。その名の通り槍のような秋の閉鎖花は、よほど気を付けて見ないと見逃してしまうのではないだろうか。花後は綿毛を付けるようだが、あまり見かけたことがないような気がする。今年の秋はじっくり観察してみよう。（2002年5月19日記） |
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| 1999年5月23日 有明の森 | 秋の閉鎖花 1999年9月5日 アポイ岳 |