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ルイヨウボタン （類葉牡丹） メギ科
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【学名】 Caulophyllum robustum 【花期】 5〜6月 【草丈】 40〜70 cm程度 【和名の由来】 ルイヨウは「類葉」で、この花の葉の形とつき方がボタン（牡丹）の葉に似ているところから。 【生育地・特徴など】 低地〜山地の林内に生える多年草。茎は直立し、上で枝分れする。葉は3枚ずつの複葉で、長卵形。先端の葉のみに柄がある。花は茎の先の花序にまばらにつく。6枚の花弁のように見えるのは萼片、径は1 cmほど。ごく小さな花弁が6本の雄しべの基部にある。1個の花に球形で青黒い種子が2個できる。 |
| 2001年5月26日 野幌森林公園 |
| この花の葉の形やつき方が牡丹を思い起こすところからの命名だが、なんとなく似ている程度だ。5月下旬頃に咲きだす花で、いろいろな所で見かけるが、花の色は黄緑色でそれほど目立たないので、注意しないと見逃してしまう。花の形は変わっていて、花びらのように見えるのは萼片で、本物の花弁は雄しべの根元についている。本当に花というものは、その種類によって形は千差万別だ。今まで花のアップの写真は撮っていなかったので、今シーズンは撮ってみるつもり。種子の写真も忘れずに。（2002年5月26日記） |